2020/03/19 11:07
こんにちは。
SONOのアクセサリー作っている人です。
世でヴィンテージ、アンティークと言われる古いビーズを使ってアクセサリーを作っています。
主に糸と針で縫い付ける技法をとっています。
今日は私のことについて。
つらつらと。
長いので、ご興味のある方だけ…、どうぞ…。
今回は、私がものを作り、それをご購入いただくことに関して、根幹となった時期のお話です。
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【卒業後すぐのことについて】
美術大学卒業後、主に百貨店一階に展開しているファッションジュエリーの会社に、商品企画として入社しました。
ブライダルリングから、普段使いのプチネックレスまで、比較的お求めやすい価格でK10やK18のジュエリーを開発、デザイン~販売まで行っている会社でした。
右も左もわからないまま、希望にあふれやる気にみなぎって、目がキラキラしていたあの頃。
この時、こちらの会社に入社したことによって今の私があるなあと、とてもとても感慨深く思います。
商品企画課、だったのが良かったと思います。
デザインだけではなく企画から考え、
どんな狙いで商品を世に出すのか、
既存と違った方法はないのか、
世に出た時の商品別の反応はどうか、
お客様や販売員さんの声はどうか?など、
お取引先様とのやり取りも経験し、どういった流れで、どんな人がどれだけ動いてお客様の元にたどり着くのか、その時実感したことが今も私の感覚の中に残っています。
デザインだけ任されるという仕組みだったら、ここまでの経験はできなかったと思います。
数を分析したり、表にしたりするのも、ここで独自に学びました。
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しかし、なんせ訳が分からない割に一年目からたくさんの仕事を任せていただき、それなりに件数をこなしたあたりで、変な自信を付けてしまいだいぶ生意気もしたし、ご迷惑をかけた方、不快な思いをさせてしまった方々、いらっしゃったと思います。
今になると、頭を抱えてしまいたくなりますが、あの頃は、本当に若かったなあと…。
でも、若かったなりに本当に、いろいろ考えながら仕事してました。
至らぬ点は多々ありましたが。
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手に取っていただいた方に喜んでいただくための流れ、
それを、どのように仕事として実現していくのか
を在籍期間に学び、今もどこか私の軸になっています。
今は取り扱っている素材も、装身具としてのテイストも価格帯も違いますが、根っこは同じだと思っています。
会社という縛りのない今、思ったことを自分の責任で、小回りを利かせて制作し、作ったものご紹介しています。
お客様にどれだけ喜んでいただけるか、
どんなことが求められているのか、
お品物を作るだけではない楽しさを考え、
実現していけることが、今とても幸せです。
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お付き合いいただきありがとうございました。
次回、未定ですが、また略さない略歴、気まぐれにアップしようと思います。